「産後って骨盤が開いているんですよね?」
「私の骨盤は開いているのか見てもらいたくて…」
と、サロンにいらっしゃるママからよく質問を受けます。
結論から言いますと…
産後の骨盤はパッカーンと開いているわけではありません。
産後の骨盤は前方に傾いているのです。
いわゆる、骨盤前傾です。
骨盤前傾とは
・・・妊娠中の姿勢や出産が影響により、腹筋・お尻の筋肉が衰えて疲労することで骨盤の中立な状態を支えきれなくなり、骨盤が前方方向に傾いている状態のことです。
骨盤前傾の状態になると、股関節が内旋してO脚になったり、お尻が横に大きく広がっていきます。
これがいわゆる産後の下半身太りです。
骨盤前傾は、骨盤の後方が腰部の筋肉の収縮によって
引っ張られていることが大きな要因の一つです。
腰部の筋肉を揉みほぐして緩めることで、後方の引っ張られ感を解放させることが
骨盤前傾の解消法の一つと言えます。
さらに、骨盤をフラットに支えるために必要不可欠なのが
お尻の筋肉とお腹の筋肉です。
この両方の筋肉を作っていくことで、骨盤をしっかり支えられるようになります。
産後の骨盤矯正で最も大事なことは、
凝り固まった筋肉(特に骨盤周り)をもみほぐして緩めていくことと、
施術後の骨盤のフラットな状態を維持するための筋力アップをすることになります。
ただ骨をボキボキする骨盤矯正や
ただ揉みほぐす整体だけでは不十分と言えます。
Dear mom®では、全身の揉みほぐしがメインですが、
お尻の筋力アップのためのエクササイズをお伝えしています。
エクササイズといっても、赤ちゃんと一緒に過ごしながらできる簡単エクササイズですので毎日続けられます。
皆様がお家で正しいエクササイズができるように1度きりではなく、
何度も確認しながらフォローアップしています。
産後の下半身太りでお悩みでしたら、Dear mom®へご相談ください。